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共同通信
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【ウエルバ(スペイン)共同】中国の人権問題を巡って来年2月の北京冬季五輪に政府代表を派遣しない「外交ボイコット」が相次いでいる問題で、国際オリンピック委員会(IOC)で最古参のパウンド委員(カナダ)が「優れた大会運営ができる開催国という意味で、中国には全く問題がない」とドイツのラジオ局に語った。ロイター通信が14日までに伝えた。
パウンド氏は、中国開催決定に後悔はないとし「五輪(開催権)の付与は、その国の政治目標への支持を示すものではない」と指摘。「大会組織委員会は選手の言論の自由を保障している」と、懸念の払拭に努めた。