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共同通信
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在留資格のない外国籍の人への人権侵害が横行しているとして、全国の弁護士有志が14日、入管制度の問題改善や情報発信に取り組む「入管を変える!弁護士ネットワーク」を設立し、東京都内で報告集会を開いた。共同代表に就いた駒井知会弁護士は「憲法と国際法を守り、人間を人間として扱う制度に変えよう」と呼び掛けた。
名古屋出入国在留管理局(名古屋市)の施設に収容中だった3月に死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=の妹ポールニマさん(27)も集会に参加し「悲劇を二度と起こさないよう、外国人でも公平に人権を守ってほしい」と訴えた。