拘束のカメラマン死亡

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共同通信

 【ヤンゴン共同】国軍がクーデターで全権を握ったミャンマーで、抗議デモを取材中に治安当局に拘束されたミャンマーのフリーカメラマン、ソーナイン氏が取り調べ中に死亡した。複数の地元メディアが14日伝えた。国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」は「4日間の拘束の後、力の行使によって死亡した」と指摘。当局の拷問を受けた可能性がある。

 ソーナイン氏は10日、最大都市ヤンゴンで市民が国軍に抗議の意志を示すため行った「沈黙のスト」を取材中、別のカメラマンとともに拘束された。死因など詳細は明らかになっていない。