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共同通信
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【ウィーン共同】イランメディアは15日、反米保守強硬派ライシ政権が、国際原子力機関(IAEA)の査察の対象外としているテヘラン西方カラジの核関連施設にIAEAによる監視カメラ設置を許可したと報じた。国営イラン放送によると、アブドラヒアン外相は15日「IAEAとの間で14日夜に良い合意に達した」と述べた。
イラン核合意の再建に向けた米国との間接協議が難航する中、核合意の検証に当たるIAEAにイランが協力姿勢を示した形。米国の譲歩を引き出したい思惑とみられる。ただ、イランは録画映像は提供しない考えとみられ、核活動の検証が難しい現状は変わらない。
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