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共同通信
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【ワシントン共同】米ワシントン首都圏交通局は14日、運行する地下鉄で10月に起きた脱線事故後に運用を取りやめた川崎重工業製の主力車両の営業運転を順次再開すると発表した。今後は運行頻度が高まり、通勤客らの利便性が改善する。
事故を起こした「7000系」は車両全体の約6割を占めており、運用を外れたことで運転本数の削減を迫られていた。
安全性を監督するワシントン地下鉄安全委員会が交通局に対し、計748両ある7000系のうち半分弱の運用を順次再開することを認めた。再発防止策として、これまで90日ごとに実施していた車両点検を7日ごとに短縮する。