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共同通信
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【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は16日、ブリュッセルで首脳会議を開いた。ロシアがウクライナ国境付近で軍を増強している問題に関連し、ロシアに緊張緩和を要求、ウクライナへの全面支持を示し、加盟国の結束を確認したい考えだ。ロシアへの制裁についても協議。欧州で急拡大する新型コロナウイルスの新変異株、オミクロン株への対応も議論した。
長年「欧州の顔」となってきたドイツのメルケル前首相に代わり、ショルツ新首相の初のEU首脳会議出席となった。ショルツ氏は会議前、ウクライナ情勢に絡み「国境の不可侵は欧州における平和の重要な基盤の一つだ」と述べた。