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共同通信
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政府は16日、2022年度当初予算案に計上する新規国債発行額を30兆円台とし、21年度の43兆5970億円から大幅に減らす方針を固めた。税収増を追い風に当初予算段階の発行額を2年ぶりに減らすが、借金頼みは変わらず、財政は一段と悪化する。
歳出(支出)総額は社会保障費や防衛費の増加を受け、10年連続で過去最大となる107兆円台半ばとする方向だ。歳入(収入)の柱である税収は、新型コロナ禍からの景気回復を背景に、過去最高の65兆円程度になると見込む。
税収で賄えない42兆~43兆円のうち数兆円は日銀の納付金などで構成する税外収入を充て、残りが国債発行額となる。
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