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来学年度の中高選考、方針発表
中学はスクリーニング実施せず

ニューヨーク市教育局は14日、公立中学校・高校の2022~23学年度入学選考方針を発表した。チョークビート・ニューヨークが同日、報じた。入学申請期間は、中学校が2022年1月10日の週~2月28日の週、高校が1月24日の週~2月28日の週。入学許可は、中学が5月上旬、高校は5月下旬にそれぞれ発送される。
これまでは、州統一試験の点数や成績、出席率などを入学選考の基準とするスクリーニングを196の中学で実施してきた。コロナ禍の昨年は実施を取りやめたが、保護者やコミュニティから好評だったことを踏まえ、引き続き中学でのスクリーニングは行わない。舞台芸術の中学校では、入学選考時のオーディション開催が許可されている。
高校では、スクリーニングを実施するものの、申請プロセスの管理は各校では行わない。生徒は、市のポータルサイト(https://www.myschools.nyc/)を通じて願書を提出。定められた1つの評価基準に従い、教育局が入学選考を担う。
スクリーニングは、8年生の1学期の成績が対象。昨年はパンデミックの影響で、大半の生徒が州統一試験を受験しなかったため、試験成績や出席率は選考基準から除外する。特定の地区内に住む生徒を優先的に入学させる制度は今年から廃止する予定だったが、一転して継続となった。
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