RELATED POST
METオペラ、ブースターを義務化
他の興行団体の先例に

(Photo:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Metropolitan_Opera_House_at_Lincoln_Center_(20455842230).jpg)
メトロポリタンオペラ(MET)は15日、オミクロン株蔓延の防衛策として、職員と観客にコロナワクチンのブースター接種を義務化すると発表した。同日、ニューヨーク・タイムズが伝えた。米疾病予防センター(CDC)によりブースターが承認されている人が対象で、1月17日に発効する。
ニューヨーク市内では過去2週間でコロナ感染者が2倍になっている。METのピーター・ゲルブ総支配人は「我々が先例となるべきだ。他の興行団体が追随するのは時間の問題」と話した。ブロードウェイの劇場はワクチン接種とマスク着用を義務化している。METも同様の対策を求めてきたが、ゲルブ氏は「より強固な防衛策が必要なことは明らか」と説明している。職員組合も歓迎の意向だ。
METは今年の9月末に再開してから、公演回数は59回。約16万人の観客を集めた。再開後にコロナで中止したことはない。ただ、パリの新オペラ座(バスティーユ)では14日、バレエ「ドン・キホーテ」がコロナで中止。ブロードウェイでも公演中止が相次いでいる。ブースター接種を義務化する興行団体はMETが初めて。カーネギーホールの広報担当者は「検討しているが、いまだ実施していない」としている。リンカーンセンターはコロナ対策を強化するかについて、明言していない。
→ 最新のニュース一覧はこちら←
RECOMMENDED
-
なぜ? アメリカの観光客が減少傾向に「30〜60%も…」、NY観光業で深まる懸念
-
アメリカのスーパーの食材に「危険なレベル」の残留農薬、気をつけるべき野菜や果物は?
-
生ごみのコンポスト義務化、守られず ごみ分別違反に4月1日から罰金
-
春の満月「ピンクムーン」がNYの夜空を幻想的に、 日時やおすすめ鑑賞スポットは?
-
トレジョの人気すぎるミニトートに新色、各店舗からは「買えた」「買えなかった」の声 ebayではすでに約16倍の価格で転売!?
-
北米初のユニクロ「カフェ」がNYにオープン、気になるメニューや価格は?
-
NYで「ソメイヨシノ」が見られる、お花見スポット5選 桜のトンネルや隠れた名所も
-
物件高騰が続くNY、今が “買い時” な街とは? 「家を買うのにオススメなエリア」トップ10が発表
-
NYのクイーンズに巨大な「エンタメ施設」が誕生、フードホールにライブ会場も 総工費は約80億ドル
-
NY・ソーホーで白昼に起きた悲劇、ホームレスにガラスで首を刺され…女性が重体