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フェリー、電気自転車で配達へ
マンハッタンで新たな計画立案

ニューヨークでヘリポートを運営する会社社長兼弁護士と英国の電動自転車メーカー「ファーンヘイ」が、UPSの支援を受け、マンハッタンの桟橋を物流運搬径路として復活させることを計画している。実現すれば、マンハッタンの住民はヨガマットやエアフライヤー、ゲーム機などをフェリー経由で受け取るかもしれない。ニューヨーク・タイムズが15日、伝えた。
計画が順調に推移すれば、来春からフェリーで運ばれた荷物入りのコンテナが桟橋に横付け。コンテナは、電気自動車でマンハッタン内のドロップオフポイントに輸送される。その後、配送業者が電気駆動式の手押し車や荷台付きの電動自転車を使って、各家庭に荷物を配達する流れになるという。
背景には、マンハッタン内の道路渋滞緩和に加え、ニュージャージー州など近隣と結ぶトンネルや橋の混雑緩和がある。コロナ禍でネットを通じた買い物が激増し、気候変動の要因となる排気ガスを減らすのは急務だ。ジョージ・ワシントン・ブリッジやリンカーン・トンネルなどの9月のトラック交通量(約63万9千台)は、パンデミック前の2019年同時期を上回っている。
同様のシステムは、アイルランドの首都ダブリンで既に実用化。有識者からは「マンハッタンの水路を生産的に活用できれば、多くの利益がもたらされる」などの声が上がっている。
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