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共同通信
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【ワシントン共同】米上院は15日、2022会計年度(21年10月~22年9月)の国防予算の大枠を決める国防権限法案を賛成多数で可決した。下院は7日に可決済みで、同法案は議会を通過した。総額約7680億ドル(約87兆円)で、覇権主義的な動きを強める中国への対抗姿勢を鮮明にした。バイデン大統領が署名して成立する。
法案は、インド太平洋地域における米軍の抑止力を強化するための基金「太平洋抑止構想」(PDI)に約71億ドルを充てた。バイデン政権が予算教書で求めた約51億ドルよりも20億ドルの増額となった。
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