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共同通信
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文化審議会は17日、熊本県八代市で江戸時代後期から昭和初期に築かれた「八代海干拓遺跡」など3件を史跡に、滋賀県多賀町で見つかった「アケボノゾウ化石多賀標本」など3件を天然記念物に指定するよう末松信介文部科学相に答申した。山口市の桜並木「徳佐(サクラ)」の名勝指定も求めた。
干拓遺跡は1816年に造られた堤防の跡や、現存する水門で構成する。干拓技術の発達を知る上で重要とした。アケボノゾウはかつて日本に生息した小型のゾウ。約180万年前の地層から完全に近い全身骨格が発見され、学術的な価値が高いと評価された。
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