男は火元のクリニックに通院か

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共同通信
火災のあったビル前に手向けられた花=18日午前、大阪市北区

 大阪市北区の繁華街・北新地にある雑居ビル4階のクリニックから出火し、24人が死亡した火災で、殺人と放火の疑いが持たれているのは、クリニックに通院していた男(61)とみられることが18日、捜査関係者への取材で分かった。重体となっている男の関係先から診察券が見つかった。大阪府警は同日朝から現場検証を始め、出火原因を調べる。亡くなった24人の身元の確認も急ぐ。

 男は紙袋に隠した液体をエレベーターから出てすぐのクリニック出入り口付近にまき、火を付けたとみられ、救急隊到着時、被害者の多くは出入り口付近から離れた場所に倒れていたことも分かった。