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共同通信
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【ロンドン共同】ジョンソン英政権で欧州連合(EU)離脱後の対立解消に向けたEUとの交渉を率いる担当閣僚のフロスト氏が18日、辞任した。公表された辞表の中で、新型コロナウイルス対策を含む政府方針への懸念を示しており、ジョンソン首相の求心力が低下する可能性がある。
フロスト氏が首相に宛てた辞表には、コロナ対策の行動規制を7月にほぼ解除した後、最近になって一部の規制を再開したことなどへの不満を示す内容がつづられている。
ジョンソン政権を巡っては、コロナ禍の昨年末に首相官邸でクリスマスパーティーが開かれた疑惑が浮上し、与党の保守党内からも批判の声が上がっている。