IT駆使で調査報道充実を、横浜

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共同通信

 2021年度新聞協会賞の受賞者らによる講演会が18日、横浜市のニュースパーク(日本新聞博物館)で開かれ、「LINEの個人情報管理問題のスクープと関連報道」で受賞した朝日新聞社の峯村健司氏が「日本にいながら海外の話題を取材できる」とITの駆使で調査報道の幅が広がる意義を語った。

 渡航が難しい状況でメールなどを活用し、無料通信アプリ「LINE」利用者の個人情報が中国で閲覧可能になっていることを突き止めた。

 「東日本大震災10年」で多角的な報道を展開した河北新報社の今里直樹氏は「復興のこれまでとこれからを検証するのが地元メディアの役割」と強調した。