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共同通信
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【北京共同】中国最高指導部の元メンバーと不倫関係にあったと告白したテニス選手、彭帥さんが19日、上海で、シンガポール紙、聯合早報の取材に応じ「誰かが私に性的暴行を加えたと言ったり書いたりしたことはない」と強調、自身は自由だと訴えた。不倫告白後に海外メディアの取材を受けるのは初めてとみられる。
彭さんは11月にSNSで、元副首相でもある張高麗氏に性行為を迫られ泣いたなどと告白。国際社会で人権問題との見方が広がった。来年の北京冬季五輪への影響を懸念する中国当局は海外メディアへの露出を一定程度容認、「無事」を演出することで問題の幕引きを図っている可能性がある。