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共同通信
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一般会計の歳出(支出)総額が35兆9895億円と、補正予算として過去最大の2021年度補正予算案は、20日午後の参院本会議で可決、成立する。新型コロナウイルス禍への対策として、18歳以下の子どもへの10万円相当給付といった生活支援経費が盛り込まれた。後藤茂之厚生労働相は本会議に先立つ参院予算委員会で、ワクチンの3回目接種を巡り、職場接種の前倒しの検討を進める考えを表明。新たな変異株「オミクロン株」への対応に万全を期す狙いだ。
補正予算案は質疑後、予算委で可決される。岸田首相は新型コロナの水際強化措置を少なくとも来年初めまで続けると重ねて強調した。