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共同通信
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週明け20日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落した。下げ幅は一時500円を超えた。中国人民銀行(中央銀行)が事実上の政策金利の引き下げを発表したことを受け、中国経済の失速が改めて意識され、売り注文が優勢となった。新型コロナの新変異株、オミクロン株による感染が拡大し、世界経済が停滞することも懸念された。
中国の利下げは株価の下支え要因になるとの見方も出ていたが、上海の株価が下げたことで投資家心理が悪化した。午前終値は前週末終値比490円40銭安の2万8055円28銭。東証株価指数(TOPIX)は31.99ポイント安の1952.48。