Published by
共同通信
共同通信
アフリカ東部ソマリア沖アデン湾で海賊対処活動に当たった海上自衛隊の護衛艦ゆうぎりが19日、海自横須賀基地(神奈川県横須賀市)に帰港した。ゆうぎりは派遣期間中、英国やドイツの海軍と訓練を実施するなど、中国の海洋進出をにらみ、諸外国との連携強化を図った。
横須賀基地で開かれた帰国行事には隊員らの家族約250人が出席。防衛省の岩本剛人政務官は訓示で「自由で開かれた海洋秩序の維持、強化に尽力するわが国の能力を世界に示した」と述べた。
防衛省によると、ゆうぎりには約200人の隊員に加え、8人の海上保安官も乗船した。