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共同通信
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自民党安全保障調査会の小野寺五典会長は20日午後、外交・安保政策の長期指針「国家安全保障戦略」など3文書の見直しに関連して、安保戦略に基づいて新たに「国家防衛戦略」策定の是非を検討する考えを記者団に示した。米政府の同種文書の体系が参考。小野寺氏は安保戦略と、10年程度の期間が念頭にある防衛計画の大綱、5年ごとの中期防衛力整備計画の現行3文書の体系そのものの見直しも議論対象だと語った。
防衛戦略策定や3文書体系見直しを検討する背景には、中国や北朝鮮の急速な軍事技術の進展に対応できなくなるとの危機意識がある。
ただ党内には、体系見直しは不要との声もある。
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