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共同通信
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米バイオテクノロジー企業モデルナは20日、同社の新型コロナウイルスワクチンを追加接種した場合、量に応じて新たな変異株「オミクロン株」に対する抗体が大幅に増えたとする臨床試験の暫定結果を発表した。日本の3回目と同量の50マイクログラムの投与でも、接種前と比べ抗体量が約37倍に増え、十分に高いレベルになったとしている。
同社によると、オミクロン株への抗体量は2回完了後は少なかったが、1、2回目の半量に当たる50マイクログラムの追加接種から29日後に約37倍に増え、100マイクログラムだと約83倍に増加した。
追加接種7日後の副反応は2回目とほぼ同程度だった。