均一な価値観がヘイト助長と分析

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共同通信
1月、米ワシントンの連邦議会議事堂の前に集結するトランプ大統領支持者ら(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】会員制交流サイト(SNS)でつながった人たちの価値観が均一になればなるほど、ヘイトスピーチのように他者への攻撃的な言動が出やすいとの研究結果を、南カリフォルニア大のチームが18日までに発表した。仲間内で同調が進む「エコーチェンバー現象」の負の側面を示しており、チームのモハマド・アタリ博士は「多様な考え方に触れられる仕掛けがSNSに必要だ」と指摘した。

 チームは米国で極右主義者らが利用するSNS「Gab」の約24万人分、約2500万件の投稿を分析した。ユーザー同士の価値観や考え方が近いほど、ヘイトや他者への暴力を呼び掛ける投稿が多かった。