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共同通信
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大阪市北区の繁華街・北新地にある雑居ビル4階の心療内科クリニックから出火し、24人が死亡した事件で、殺人と放火の疑いが持たれている男の来院後、約1~2分で火が出ていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。院内の防犯カメラが捉えていた。映像には男が受け付けを済ませるような姿も写っており、府警は受診を装って来院し、火を放ったとみて捜査している。
男は住所職業不詳の谷本盛雄容疑者(61)で、事件前からクリニックに通っていた。防犯カメラの記録映像には、エレベーターを使って来院後、すぐそばの受付に近づき、診察券のようなものを提示する様子が残されていた。