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共同通信
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【ベルリン共同】ドイツの首都ベルリン特別市(州と同等)の議会で21日、中道左派の社会民主党(SPD)所属の女性フランツィスカ・ギファイ氏(43)が市長に選出され、就任した。ギファイ氏はメルケル前政権で家族・女性相を務めたが、過去に書いた博士論文で盗用疑惑を指摘され、5月に辞任していた。
報道によると、ベルリンでは1940年代、女性が臨時で市長を務めたことがあったが、正式に選ばれた女性市長の就任は初めて。
ギファイ氏はSPDの市長候補として9月のベルリンの議会選を戦い、同党は第1党を維持した。