米でオミクロン株が主流に

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共同通信
20日、米ニューヨークのタイムズスクエアで、新型コロナウイルスの検査を受けるために並ぶ人々(UPI=共同)

 【ワシントン共同】米疾病対策センター(CDC)は20日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が、これまで主流だったデルタ株を逆転したとの推定を発表した。18日までの1週間の感染者に占める割合は73%で、前週の6倍近くになったとした。

 西部ワシントン州などを含む地域で96%、南部フロリダ州などで95%、東部ニューヨーク州などで92%と各地で大半がオミクロン株に置き換わったもようだ。

 新型コロナ全体について、19日までの1週間の感染者数は1日平均約13万3千人で今年夏から秋にかけての感染ピークをうかがう勢いとなっている。

米ジョージア州アトランタにある米疾病対策センター(CDC)本部(ロイター=共同)