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共同通信
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政府は22日、2022年度当初予算案の一般会計総額を過去最大の107兆6千億円程度とする方向で最終調整に入った。税収は過去最高の65兆円程度を見込み、税収不足を補う新規国債の発行額は当初予算段階で2年ぶりに減らす。24日に閣議決定する。
総額は10年連続で過去最大を更新し、4年連続で100兆円を超える。
歳出(支出)は、年金や医療といった社会保障費が21年度当初予算に比べ数千億円程度増える見込み。防衛費は次期戦闘機の開発経費などを盛り込み、過去最大の5兆4千億円規模とする方向で調整している。新型コロナウイルス対策の予備費5兆円も積む。