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共同通信
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【ワシントン共同】米海軍第5艦隊は22日、アラビア海を航行していた無国籍の漁船から自動小銃AK47約1400丁と銃弾約23万発を押収したと発表した。漁船はイランを出航したとみられ、イエメンの親イラン武装組織フーシ派への武器密輸に頻繁に利用されている航路を移動していたという。
米海軍は漁船がほかの商船の航行に危険を及ぼすと判断、沈没させた。フーシ派への武器の供給、移送は国連安全保障理事会の決議に違反するとしている。
発表によると、米海軍監視船が20日にアラビア海北部で国籍不明の漁船を臨検した際、大量の自動小銃と銃弾を発見した。