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共同通信
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子どもに無料や低額で食事を提供する「子ども食堂」が全国で少なくとも6007カ所に上ったことが22日、支援団体の調査で判明した。2012年に子ども食堂が発足して以来、過去最多とみられる。20年の4960カ所から千カ所以上増えた。新型コロナウイルス感染防止のため、同じ場所で食べるのが難しくても、弁当の配布といった活動を続けている。
調査は認定NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」(東京)が10~12月、全国の団体や自治体に対して実施。都道府県別では東京が747カ所で最多。次いで大阪470カ所、兵庫373カ所だった。少ないのは富山の24カ所など。