首相、市中感染へ備え強調

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共同通信

 岸田文雄首相は23日、新型コロナウイルスのオミクロン株で22日に初めて報告された市中感染に関し、政府として万全の備えを取っていると強調した。東京都内の会合で「(11月末からの)水際対策強化で得られた時間的余裕を使い、予防、検査、早期治療という一連の流れを強くする取り組みを加速してきた」と述べた。

 病床や宿泊施設の確保、医療機関の連携強化を挙げて「官邸主導で拍車を掛け、コロナとの闘いに備えている」とも語った。