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共同通信
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茨城県古河市の介護老人保健施設で2020年7月、無職吉田節次さん=当時(76)=がシリンジ(注射筒)で体内に空気を注入され死亡した事件で、殺人の疑いで逮捕された当時の介護職員赤間恵美容疑者(36)が別の入所者の急死にも関わった疑いがあるとして、県警が殺人容疑での再逮捕も視野に捜査を進めていることが24日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、赤間容疑者がこの入所者が急死した前後に接触していたとの情報があったという。
赤間容疑者が勤務していた期間中、施設では他にも入所者が急死しており、県警は事件との関連を慎重に調べている。