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共同通信
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2005年に山形県庄内町でJR羽越線の特急列車が脱線し、乗客5人が死亡、運転士を含む33人が重軽傷を負った事故から16年となる25日、現場近くで慰霊式が開かれた。
式には、遺族やJR東日本の深沢祐二社長らが出席。式典後、深沢社長は「改めておわび申し上げる。社員への訓練や研修など、風化させない取り組みを続けていきたい」と話した。
05年12月25日夜、秋田発新潟行き特急いなほ14号(6両編成)が突風を受け脱線し、横転した1、3両目が道路脇の小屋に突っ込んだ。JR東は17年、突風を予測するドップラーレーダーを設置。昨年からは、突風の探知にAIを活用している。