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共同通信
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エネルギー事業などを手掛けるTOKAIホールディングス(HD、静岡市)は25日までに、子会社2社の元従業員2人が計約5億4千万円を着服していた問題の社内調査結果を公表し、管理責任を問い2社の社長を減俸10%(1カ月)の懲戒処分にすると発表した。
24日に公表した結果によると、子会社TOKAI(静岡市)の40代男性元従業員は14~21年、太陽光発電設備の工事で架空請求を繰り返し、計1億7300万円を不正に得た。
東海ガス(静岡県焼津市)の経理担当だった30代男性元従業員は、取引先を装って東海ガスの金を自身の口座に振り込ませ、計3億6800万円を着服した。