ニュージャージー日本人学校 The New Jersey Japanese School

校長 菱沼 省二

 着任からの1年4か月は、コロナ対応に悩み、気をもみ続けた毎日でした。今年度の4月からは全員登校を再開しました。児童生徒と同じ空間で同じ取組をできる喜びを、今再認識しています。2年ぶりの運動会、授業参観、宿泊学習、音楽発表を含む文化祭、「できる喜び」を噛みしめています。

 「コロナの影響で出来なかった、我慢させられた」と考えたくありません。児童生徒にも、今の生活をマイナス面だけでは、捉えてほしくありません。彼らは、コロナの苦境の中、大きく成長しています。
 コロナ禍の生活で「家族の温かさ」をたくさん知りました。今年度の行事再開で、「友と走れる喜び」を味わいました。合奏や合唱のハーモニーの難しさを体験し、「乗り越える感動」を知ったのです。

 

PTO 会長 張ヶ谷 悠子

PTO 会長 張ヶ谷 悠子

 明けましておめでとうございます。

 本校は、1年生から9年生まで64名の小さな学校です。学校全体が1つの家族のように温かく、そのなかでこどもたちは安心して個性豊かにのびのびと過ごしています。学年を越えた交流も盛んで、思いやりや助け合いの気持ちも育んでいます。

 また、文科省から派遣された先生方のきめ細やかなご指導、米国人講師によるレベル別のESL教育により確かな学力も身についていっております。近年、文科省の支援により促進されたICT教育は、再開後の対面授業でも積極的に取り入れられ、こどもたちも楽しみながら学んでおります。このように魅力にあふれた学校で有意義な時間が過ごせることを幸せに思います。

 

生徒会長 8年生 大理 佑輔

生徒会長 8年生 大理 佑輔

 新年あけましておめでとうございます。今年は対面授業が再開され、昨年度はできなかった様々な活動を行うことができました。中等部の校外学習、宿泊学習では仲間の新たな一面を知り、絆が深まりました。運動会では、ダンスを中等部が初等部に教え一つのものを作り上げることができました。学年を超えたつながりを感じました。どちらもオンライン授業では経験できないことです。改めて学校生活の良さを感じました。

 今年はさらに生徒同士の交流を深めるために全校レクや行事を行い、お互いを知り助け合いながらより楽しい学校生活にしていきたいです。

 

児童会代表 6年生 居石 莞奈

児童会代表 6年生 居石 莞奈

 新年明けましておめでとうございます。

 ニュージャージー日本人学校では、他学年との交流がたくさんあるところが魅力としてあげられます。

 昨年度はリモート授業や、NJ校の伝統行事が行えないなど、今までと違う生活になり、他学年との交流が少なかったと感じました。しかし、今年度は今まであった行事が行えるようになり、対面授業でみんなと毎日会うことができるようになりました。また、休み時間になったら、低学年から中等部、先生も交えて鬼ごっこをしたり、バスケットボールをしたりしています。このような他学年との交流が増えてきていて、私は前のNJ校にもどっていっている気がしました。

 これからもNJ校の伝統を大切にしていきたいと思います。