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共同通信
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太平洋戦争後、米国統治下に入った鹿児島県・奄美群島の日本復帰から68年となる25日、奄美市のおがみ山公園で記念集会が開かれた。参加者は復帰運動に思いをはせ、先人の苦労をしのんだ。
運動を先導した泉芳朗の銅像に安田壮平市長が献花。参加者約30人は、復帰を願い口にした歌を斉唱した。当時は、断食をして復帰を訴えたことも。その経験を紹介した才田一男さん(83)は「生まれた島を大事にし、豊かな島にしてほしい」と呼び掛けた。
那覇市議の前泊美紀さん(49)も参加。「来年は沖縄復帰50年、復帰の経験を共有し、違いを確認しながら未来に向けて頑張っていきたい」と述べた。