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共同通信
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【サンパウロ共同】南米ペルーの世界遺産マチュピチュが新型コロナ対策で昨年閉鎖した際、唯一の観光客として遺跡訪問を認められた奈良市出身のボクシングトレーナー片山慈英士さん(27)がふもとにあるマチュピチュ村を再訪し、23、24日の両日に子どもたちに「恩返し」としてマスクなどのクリスマスプレゼントを配った。
片山さんは遺跡訪問前にマチュピチュ村で足止めされ、昨年3月から約7カ月間、ボクシングを教えるなどして過ごした。同10月にペルー政府から特別に遺跡訪問を認められ、空中都市の絶景を“独占”した。
片山さんは「誰にもできない体験をさせてもらった」と話した。
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