警視庁、38人分の情報紛失

Published by
共同通信

 警視庁組織犯罪対策3課は27日、東京都目黒区から預かっていた区営住宅の申込者38人分の個人情報が記録されたフロッピーディスク(FD)2枚を紛失したと明らかにした。暴力団関係者がいないかどうかを照会するためのもので、情報流出は確認されていない。

 同課によると、FDには申込者の名前や生年月日、性別が記録されていた。2019年12月と21年2月に目黒区から1枚ずつ預かった。12月7日、区職員から「預けていた分を返してほしい」と依頼があり、保管庫を確認したところ紛失が発覚した。

 38人は20~80代の男性で、暴力団関係者は含まれていなかった。