Published by
共同通信
共同通信
大阪府の吉村洋文知事は28日、府内で市中感染が確認された新型コロナウイルスのオミクロン株は、ゲノムの特徴が空港検疫で最近見つかっているものと異なるとの分析結果を明らかにした。府は、22日に全国で初めて市中感染が明らかになる前から、無症状者を中心に同株への感染が広がっていた可能性もあるとみて警戒を強めている。
大阪健康安全基盤研究所が26日までに市中感染が確認された陽性者17人のウイルスを調査。ゲノムに共通の特徴が見つかった一方、同じ時期に関西空港の検疫で見つかったウイルスには同じ特徴は確認されなかった。京都府などの陽性者にも同じ特徴がないか調べる方針。