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共同通信
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農林水産省は28日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古の埋め立て予定海域でのサンゴ移植を巡り、沖縄県による移植許可撤回を取り消す裁決をしたと発表した。事実上、移植を認める最終判断となる。
同省は8月、裁決を出すまでの間として、県による移植許可撤回の効力を停止し、防衛省がサンゴ移植を再開していた。今回の裁決で、来年6月まで許可された防衛省によるサンゴ採捕が続く見通しとなった。
裁決によると、沖縄県は防衛省沖縄防衛局の許可条件違反を理由に移植許可を撤回したが、実際には違反しておらず、処分は違法として取り消した。
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