パレスチナ自治政府議長と会談

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共同通信

　【エルサレム共同】イスラエルのガンツ国防相は28日夜、パレスチナ自治政府のアッバス議長と会談した。両者の会談は、2010年以降初の高官級会談となった8月以来。イスラエル国防省が発表した。地元メディアによると、会談場所はガンツ氏の自宅で、イスラエル軍幹部や自治政府幹部も同席した。アッバス氏がイスラエル国内で同国高官と協議するのは10年以来。

　国防省によると、会談で両者は、イスラエル軍が占領するヨルダン川西岸の治安状況などを協議。国際法違反とされるユダヤ人入植地の拡大が進む中、今月に入りパレスチナ人とユダヤ人入植者やイスラエル軍との衝突が頻繁に発生している。