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共同通信
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29日午前5時15分ごろ、大阪市住吉区長居1丁目の大阪府道で「シニアカー」と呼ばれる電動車いすに乗っていた近所の無職の女性(76)が乗用車にはねられた。女性は搬送されたが、全身を強く打ったとみられ、約2時間後に死亡が確認された。
住吉署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、乗用車を運転していたアルバイトの男性(54)を現行犯逮捕したが、その後釈放した。男性は「(女性の)発見が遅れた」などと話しており、署は過失致死容疑に切り替えて任意で捜査を続ける。
署によると、現場は片側2車線で信号がある交差点。女性は横断歩道を渡る際にはねられた。