オミクロン22都府県に拡大

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共同通信

 新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」が国内で確認されてから30日で1カ月を迎えた。29日までに報告された感染者は計471人。大半は検疫で見つかっているが、市中感染も東京や大阪など都市部で相次ぐ。入国後に感染が判明した人も含めると、確認自治体は22都府県に上る。最近の国内感染者増加にはオミクロン株が影響している可能性もあり、爆発的な感染拡大に備えた医療体制の整備が課題になっている。

 岸田文雄首相はビデオメッセージで、帰省や旅行はオミクロン株の動向を踏まえ慎重に検討するよう要請、警戒を呼び掛けた。