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共同通信
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【香港共同】香港警察は30日、運営停止した民主派系インターネットメディア「立場新聞」の親会社と、立場新聞の代理編集長だった林紹桐氏、鍾沛権元編集長を、扇動出版物発行共謀罪で起訴した。同日午後に初公判が開かれた。
警察は29日、立場新聞の関係者7人を逮捕しており、起訴された2人を除く5人の扱いは不明だが、今後、保釈される可能性もある。
起訴状によると、被告らは2020年7月7日から今年12月29日にかけ、中国、香港両政府に対する憎悪をかき立て、暴力に訴えるよう扇動することなどを狙った「扇動出版物」の発行を共謀したという。