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共同通信
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【ニューヨーク共同】新型コロナウイルスの感染拡大で来年1月から開催延期が決まった核拡散防止条約(NPT)再検討会議について、議長を務めるスラウビネン氏(アルゼンチン)が来年夏の米ニューヨークでの開催を加盟国に打診したことが30日分かった。複数の外交筋が明らかにした。
来年夏の開催となれば当初予定の昨年春から2年以上遅れることになり、核軍縮のさらなる停滞は必至だ。加盟国の間ではより早期の開催を求める声もあり、同氏は前倒しできるかどうか模索する考えだ。
外交筋によると、加盟国との協議で、新たな日程として8月1~26日と8月8日~9月2日の2案を提示した。