リコール団体に賠償請求

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共同通信

 愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で精神的苦痛を受けたとして、署名集めなどをしたボランティア約10人が、政治団体「100万人リコールの会」に1人当たり1万円の損害賠償を求め、名古屋地裁に提訴したことが4日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、原告は署名偽造事件の発覚で「『不正署名を行った政治会員』のレッテルを貼られ、真にリコールを完遂させたいという思いを踏みにじられた」などと主張している。

 団体を設立した高須克弥・高須クリニック院長の代理人弁護士は「訴状を見ておらずコメントできない」とした。