北京五輪へ、日本勢は上り調子

01/03/2022

　北京冬季五輪は4日で開幕まで1カ月となった。ノルディックスキー・ジャンプで男子の小林陵侑と女子の高梨沙羅が1日にそろってW杯を制すなど、日本勢は上り調子で本番へ突き進む。新型コロナ感染拡大防止のため厳戒態勢が敷かれる大会は、準備が最終段階に入った。

　小林陵はW杯を兼ねた年末年始恒例のジャンプ週間で2連勝。高梨は今季初優勝で勢いづいた。スノーボードのW杯では17歳の村瀬心椛が1日のスロープスタイル開幕戦で頂点に立った。

　代表が出そろったスケート勢は、フィギュア男子の羽生結弦が五輪3連覇を目指し、世界で誰も成功したことがない4回転半ジャンプに挑む。