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共同通信
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【ロンドン共同】石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国でつくる「OPECプラス」は4日、オンラインで閣僚級会合を開き、現在の原油増産計画を2月も維持することを決めた。新型コロナウイルス新変異株「オミクロン株」の感染拡大の勢いは止まらないが、景気の先行きへの過度な警戒感が後退し、需要動向に与える影響は限定的だと判断した。次回会合は2月2日に開く。
4日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の2月渡しが前日比0.91ドル高の1バレル=76.99ドルで取引を終えた。