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共同通信
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【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は3日、新型コロナの変異株オミクロン株の拡大を受け、ワクチン追加接種の対象年齢を引き下げた。新型コロナによる子どもの入院が過去最多となり、接種促進が急務となっていた。冬休み明けの学校では対面授業をオンラインに切り替える動きも広がった。
米疾病対策センター(CDC)によると、17歳以下の入院は今月1日までの1週間で1日平均574人と、前週比でほぼ倍増した。FDAは16歳以上としていた追加接種の対象を12歳以上に拡大。担当者は「感染防止も大切だが何より重症化を防ぎたい」と話した。
学校では教職員の感染も相次いでいる。