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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は4日、新型コロナウイルス対策について演説し「数週間、困難な状況が続く」と強調、ワクチン接種を改めて呼び掛けた。ジョンズ・ホプキンズ大の集計では、1日当たりの新規感染者は3日に100万人を突破。感染力の強い新変異株オミクロン株が国内感染の95%を占めると推定されている。
米国は厳しい行動制限を課さず、ワクチンの普及により医療機関の負担軽減を図るが、接種完了者は人口の62%と伸び悩んでいる。バイデン氏は「未接種者の間で大流行が続いている」と指摘。一方で、公共施設の換気対策などに補助金を活用するよう促した。