Published by
共同通信
共同通信
【ラスベガス共同】ソニーグループの吉田憲一郎会長兼社長は5日、電気自動車(EV)の市場参入に向けた検討を急ぐ意向を表明した。「EVを巡る(関連業界の)動きは早く、タイミングは重要だ」と述べた。世界最大級の家電IT見本市「CES」が開かれている米ラスベガスで報道陣の取材に応じた。
今年春に設立するEVの新会社「ソニーモビリティ」は、ソニーグループの全額出資子会社にすると説明。本体とは別にすることで、自動車大手や部品メーカーの技術者を採用しやすくなるとの期待感を示した。参入するかどうかを決める具体的な時期に関しては言及を避けた。