北朝鮮発射は弾道ミサイルと米軍

01/05/2022

　【ワシントン、ソウル共同】米インド太平洋軍は5日、北朝鮮が同日朝発射した飛翔体について弾道ミサイルだとの認識を示し「同盟・友好国と緊密に協議している」と発表した。米国や同盟国に直ちに脅威を与えるものではないとしつつも「北朝鮮の違法な兵器計画がもたらす不安定化の影響を浮き彫りにしている」と批判した。

　韓国軍合同参謀本部によると、ミサイルは北朝鮮北部の慈江道付近から日本海に発射された。日米韓は分析を進めるとともに追加発射に備えて警戒態勢を維持している。

　韓国外務省の魯圭悳・朝鮮半島平和交渉本部長は、米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表と電話で対応策を協議した。